自己破産は裁判所に申立をする事で始まります。しかしこの申立に進めるまでに多くのやるべき事があり、申立て後よりも申立て前の準備の方が大変とも言われています。

裁判所自己破産の申立をする上でまずやるべき事は、債権調査です。これは今自分にどれだけの借金があるのかを調査する事です。裁判所には、どこからどれだけ借り入れしているのか分かる一覧を提出しなければいけません。これは自分で任意に記入するのではなく、貸金業者に取引履歴の開示請求をし、債権調査票を作成してもらう必要があります。手続きの中で裁判所が債権者に債権調査票の提出を求める場合もあります。

債権調査票の作成と並行して、自己破産申立書・陳述書、住民票・戸籍謄本、直近の給与明細書、非課税証明書・源泉徴収票、預金通帳の写し、賃貸借契約書の写しを用意します。保険契約があれば保険証券、車を所有していれば車検証など、他に財産を持っている場合はそれを証明する書類が必要です。

これら全ての書類が集まってようやく裁判所への申立ができます。その後は審尋を経て裁判所が免責を決定します。これらの手続きは全て個人でも可能ですが、貸金業者への書類作成依頼や申立書の記入など慣れない作業も多く、素人にはハードルの高い作業です。